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速度種別 【そくどしゅべつ】

速度種別とは、鉄道会社がダイヤグラムを作成するときに、運行される鉄道車両の速度の基準を表すための記号のことです。

速度名称と速度記号の組み合わせで、たとえば、「特通電A43」と書きます。

速度種別は、直線で上り勾配10パーミルにおける均衡速度を表しています。

なお、同じ種類の車両でも編成(組成内容)の違いや、予備車、旅客や貨物の積載量などによって速度種別は変わることがあります。

ですから、速度種別は、列車1本1本にあわせて作成するものではありません。

この速度種別は、JRのすべての列車に定められています。

速度種別は、前半の速度名称と後半の速度記号を組み合わせており、たとえば、「特通電A43」では、「特通電」が速度名称、「A43」が速度記号となります。

前半の速度名称は、列車種別と結びついており、列車の使命を表しています。

また、時刻表上に書かれている列車種別とは関係なく、「通」、「停」を付けることで、通過を主体とする列車であるか、停車を主体とする列車であるかを表示することになります。

後半の速度記号は、ランカーブを元に、10パーミルの上り勾配をフルノッチで登った場合の均衡速度を、アルファベットと数字で表しています。

速度種別は、列車種別ごとにダイヤを引きやすくするために用いられます。

ダイヤグラムの傾きは速度種別に基づいて書かれています。

よって、列車種別が違うと速度種別も違いますが、走行線区による違いはありません。


速度名称一覧

特急列車(貨物列車を含む)の場合のみに付けられます。
それ以外には何も付きません。
通過駅が存在する列車。
各駅停車以外の列車種別に適用します。
全駅に停車する各駅停車につけられます。
電車による列車である場合につけられます。
気動車による列車である場合につけられます。
客車による列車である場合につけられます。
貨物による列車である場合につけられます。
回送列車である場合につけられます。
試運転列車である場合につけられます。


速度記号一覧

「U」300km/h(新幹線車両のみ)
「S」200km/h(新幹線車両のみ)
「A」100km/h(特急形、通勤形、近郊形に多い)
「B」90km/h(通勤形、近郊形に多い)
「C」80km/h
「D」70km/h


たとえば、「A43」なら143km/h、「C3」なら83km/hとなります。

速度記号は、A、B、C、、、とアルファベットが一つ進むごとに速度が10km/h落ちますが、アルファベットの「I」(アイ)は、数字の「1」(イチ)と似ていて紛らわしいので使用しません。

Kは10km/h代に使われます。

最低の速度種別は「K0」で均衡速度10km/hとなります。

速度種別の一例

特急 かいじ(E257系9両[5M4T]編成)特通電A43
寝台特急 北斗星の上野〜黒磯間特通客C3
特急 スーパー北斗特通気A41
特急 はるか特通電A26






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